Smiths Square Clock

特徴的なSmithsのSquare Clock。

Princessのインテリアで目立つ存在でもあるが専用ではない。

以前にたまたま入手した赤スミ。

通常どおり14.4Vを繋ぐと、勢い良くカシャカシャと大きな音で動き出した。。。
しかし、違っていたのはあまりに時間が進んでしまうこと。
後で分かったことだが、電源が1.5Vだった。
(そりゃそうだよね、車載だと10倍近い電圧だもの)

さすがに壊れそうだったので調整ネジで調整したが、限界まで回しても収まらないので、電圧を落としてみることにした。

9V、6V、3Vと落としてもまだ駄目なので1.5Vに。
なんと乾電池1本で動かせるじゃないか!

元々Positive Earth用の時計なので、乾電池で動かせるのは好都合。
しかし、乾電池、中でも手に入れやすい単三などのアルカリ乾電池ではパワーはあるが、電圧低下が著しく安定していないので時計などには向かない。
早速、安定化電源を作成することに。

電源には、4SR44という酸化銀電池を使用。
電圧は6.2V。これを降圧回路で1.5Vにする。

とりあえず、手持ちの4LR44で実験。

 

電圧を調整して接続すると、問題なくカシャカシャといつもの音が響き動き出した。
実験用に使ったアルカリの4LR44は家に転がっていたものを使ったため、結構劣化が進んでいたのか、電圧低下がいきなり来てしまい2週間しか持たなかった。

予定どおり4SR44にしよう。
SRはLRと比較して大容量で経年変化が少なく長期安定性に優れている。
(クォーツ腕時計用の電池は大体が酸化銀電池)

が、4SR44は結構値段が高い上に手に入りづらい。
そこで奥の手(知ってる人には当然の話だが)
4SR44は型番のとおりSR44が4個直列に重ねてある電池。
SR44を4個買って、アダプターで4SR44の形状に。
(アダプターは某オクで入手)

どのくらい保つのかはこれから。

 

ついでに、時計の照明もLEDに改造してみた。

プラスチックなどの絶縁体ソケットがあれば良いが、手持ちが無かったので通常のアルミ製ソケットを使った。

時計がPositive Earthで電圧が違うので、絶縁に気を遣う。

LEDは差し込み式。

アノード側に470ΩX2の抵抗を入れてある。

 

どうしても1灯だと回り込みがないために少し暗いが、まあこんなものかな?

 

 

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