Digital Audio -Exchange test of Operational Amplifiers-

ランニングテストも問題なく、そろそろ終盤に差し掛かってきた。
いわばプリアンプである電子ボリュームの音は、結構OpeAmpが重要な要素だ。

はじめはキットの説明書どおりに、音が良いとお薦めのMuses01を使ってみた。でも、解像度も高く高音も出るのでそこそこ気に入っていたが、物足りなくなってきたのである。

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そこで、音が良いと評判のOpeAmpを色々試してみた。

Muses01、Muses02、Muses8820、Muses8920、OPA670AU、OPA670BP、OPA670BM等

各OpeAmpの評価は、先達の方たちが詳しく書かれているので省略。
OPA670BMは、ICにしては情報量も多く分解能が桁違いで、それでいて聴いていて疲れない。
艶があってぞくっとする。
OPA670BMで決まりか!と思っていたが、DiscreteのOpeAmpが有ると知り試してみた。

試したのは2種。

FLN2627(Fidelix)、DX2010(DEXA)ともに圧倒的な情報量。分解能もとても素晴らしく、これにはICは敵わない。それこそ別格。
しかし、FLN2627(Fidelix)はとても綺麗で良いのだが、中低音がおとなしい。
DX2010(DEXA)はバランスが良くスピードも速い。作られた音という印象も拭えないが自分にとってはこれが一番だった。

問題はとても大きく、電子ボリュームの基板に乗らないこと。

ついでなので電子ボリュームを作り直してOpeAmpの接続部を別な基板にした。
見た目も格好が良い(笑)

現在、さらにを単一電源でのロングランを兼ねて100時間越えのエージング中。

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